HEM-Netシンポジウム
~大規模災害時の
ドクターヘリの活動等について~

1.シンポジウム概要

日時 2024年12月3日(火) 会場とオンラインの併用形式(参加費無料)
会場 全国町村議員会館 2階大会議室
時間 14時00分~16時10分

2.シンポジウムの趣旨

 大規模災害時のドクターヘリの運用については、東日本大震災、熊本地震等の教訓を踏まえ、既に「大規模災害時にお 大規模災害時のドクターヘリの運用については、東日本大震災、熊本地震等の教訓を踏まえ、既に「大規模災害時におけるドクターヘリの運用体制構築に係る指針」が厚生労働省から発出されている。各都道府県においては、この指針に基づき、災害時の運航要領等を定めることとしているが、指針には、他道府県との相互応援等の協定締結や他地域からのヘリ参集に備えた地域防災計画への位置づけ等も言及されている。
 2024年1月1日に発災した能登半島地震においても、上記指針に基づき中部ブロックを中心としてドクターヘリの派遣が行われ、空路による医療搬送が行われた。一方、大きな被害を受けた被災地が半島の先端部であったこともあり、これまでの災害とは違った対応を迫られた局面があったのではないか、と考えられる。そこで、HEM-Netにおいては、被災地においてドクターヘリを含めヘリによる医療搬送に関係した有識者をお招きしてシンポジウムを開催し、能登半島地震災害におけるドクターヘリの活動を中心として、他機関との連携等も含め、現状の把握と課題等を把握し、将来の大規模災害時の対応に資するような議論を行うこととしたい。

3.タイムテーブル

総合司会 HEM-Net 理事 田邉 晴山

開会の挨拶 HEM-Net 理事長 鷺坂 長美

講演1(15分)

早川 達也 氏
中部ブロック連絡担当(聖隷三方原病院 高度救命救急センター 院長補佐)

講演2(10分)

小林 啓二 氏
JAXA(航空技術部門 航空利用拡大イノベーションハブ ハブマネージャ)

講演3(10分)

福原 悠介 氏
読売新聞(輪島支局 記者)

パネルディスカッション(65分、フロアとの意見交換含む)

コーディネーター

 HEM-Net理事 伊藤 隼也

パネリスト

早川 達也 氏
中部ブロック連絡担当(聖隷三方原病院 高度救命救急センター 院長補佐)
小林 啓二 氏
JAXA(航空技術部門 航空利用拡大イノベーションハブ ハブマネージャ)
福原 悠介 氏
読売新聞(輪島支局 記者)
蜂谷 聡明 氏
石川県ドクターヘリ本部(石川県立中央病院 救命救急センター救急科・集中治療科 医長)
水野 光規 氏
愛知県病院事業庁職員 医長
近藤 祐史 氏
厚生労働省 医療局 地域医療計画課 救急・周産期医療等対策室 室長
土屋 直毅 氏
消防庁 国民保護・防災部 防災課 広域応援室 室長

閉会のあいさつ HEM-Net会長 篠田 伸夫